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えとの大型ネズミで「ヌートリア祭」 高田馬場のジビエ居酒屋「米とサーカス」で

ジビエ居酒屋「米とサーカス 高田馬場本店」の店舗外観

ジビエ居酒屋「米とサーカス 高田馬場本店」の店舗外観

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 JR高田馬場駅前のジビエ居酒屋「米とサーカス 高田馬場本店」(新宿区高田馬場2、TEL 03-5155-9317)が、今年の干支(えと)「子(ね)」にちなんだ「新春 子(ヌートリア)祭り」を開催している。

「米とサーカス 高田馬場本店」が提供する「ヌートリアの塩焼き」

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 ジビエや昆虫の料理を中心に提供する同店では、その年の干支にちなんだ料理を毎年1月に提供してきた。昨年は「新春 猪(イノシシ)祭り」を開催し、「猪のお雑煮」や「猪バラ肉の角煮」などを提供。これまでスポットで入荷したヌートリアの肉を提供したことはあったが、フェアでまとめて提供するのは初めての取り組み。

 岡山県産・山口県産の大型ネズミ「ヌートリア」を使用する。国内では西日本地域の水辺に生息しているが、農作物への被害や在来種の生態系への影響が問題になっているという。夜に陸に上がってきたヌートリアを餌でおびき寄せ、箱わなで捕まえ、解体工場で処理している。水草や植物を主食としており、「肉に臭みが無く、淡泊で上品な味わい。鶏肉とウサギ肉の中間のような肉で、かむと柔らかく、とても食べやすい」という。

 高田馬場本店で提供するメニューはさまざまな部位のヌートリア肉と旬の野菜にかつおだしを加えた「ヌートリアしょうゆ鍋」(1人前2,580円、2人前より、限定15食)、ヌートリア肉のモモ肉を使用し、好みでレモンやコチュジャンを付ける「ヌートリアの塩焼き」(2,280円、限定10食)の2品(以上、税別)。系列店では、「ヌートリアヌードル」「ヌートリアみそ鍋」「ヌートリアの唐揚げ」「ヌートリアのグリル」を展開している。

 店長の岸仁嘉(じんか)さんは「ヌートリアは、ジビエを食べたことがない人にも食べやすい肉。また珍しい肉なので、ジビエに慣れている人にも自信を持ってお薦めしたい。ぜひ新春の気分を味わっていただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は17時~24時。1月31日まで。

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