早稲田大学の全13学部の一般入学試験の合格発表が2月20日から行われ、ツイッター上でハッシュタグ「#春から早稲田」を付けたツイートが増加している。
早稲田大学の一般入試は原則として3教科入試で、教科・科目は学部・学科により異なる。本年度は一般入試、センター入試を合わせると最終志願者数は10万4576人で、募集人員5415人に対して約19.3倍の倍率となった。
13学部で最も試験日が早かったのは文化構想学部で、2月12日に試験を実施し、2月20日に合格発表があった。最後の試験は社会科学部で、試験日が2月22日、合格発表が3月1日となる。キャンパス内で合格発表の掲示はなく、「WEB合格発表システム」で行い、合格者には速達で「合格証明書」が郵送される。
合格発表が始まるとツイッター上では「#春から早稲田」のハッシュタグを使用したツイートが増加。合格者だけでなく、現役早大生や同大のサークル、近隣飲食店なども新入生を歓迎するツイートなどで「#春から早稲田」を使っている。
受験生からは「春から早稲田大学 文化構想学部に進学します!同じ大学の方と仲良くなりたいです!」「春から早稲田に通います!同じ大学の方よろしくお願いします!」「大学に1人も知り合いがいないまじでどうしよう」「よろしくお願いします!」「春から早稲田大学国際教養学部に通います。」など、文化構想学部の合格発表日から27日までの間で約130件のツイートが見られた。
2月27日に早稲田大学が4月1日、2日に予定していた入学式の中止を発表したが、その後も「#春から早稲田」のツイートは増加。合格者の「入学式中止はしぶい」、サークルの「卒業式や入学式、さまざまなイベントが中止といった暗いニュースが続きますが、こういう時こそお家で特撮を楽しんで乗り切りたいですね!!!」(以上、原文ママ)など、入学式中止に触れながらも歓迎ムードが漂っている。