「早稲田文化芸術週間2018」が10月8日~21日の14日間にわたり、早稲田大学早稲田キャンパス(新宿区西早稲田1)などを会場に開催される。
「WASEDA Anniversary Concert 2018」で演奏する早稲田大学交響楽団
早大文化推進部が主催する同イベント。建学以来、積み重ねてきた歴史と伝統を通して蓄積された「早稲田らしさ」「早稲田文化」の魅力を詰め込むイベントとして、2010年から開催している。今年のキャッチコピーは「この出会い、とっておきの秋になる」。約50のイベントを展開し、早稲田大学最大の文化芸術フェスティバルで、毎年2万人近い参加者があるという。
コンサート、演劇、映画、シンポジウム、講演会、ワークショップ、展示会などを中心に、「観(み)る」「学ぶ」「体験する」「楽しむ」「食べる」「知る」の6つのカテゴリーで開催。早稲田文化にまつわるパズルを解いたり、大学構内の銅像と記念撮影すると記念品がもらえる「プレゼント企画」も用意したりするなどして、学生のみならず幅広い層が楽しめる企画をそろえる。
学生ボランティア組織「文化推進学生アドバイザー」が企画するイベントや、早稲田大学周辺商店連合会の協力による近隣店舗での「早稲田スポーツ展」、ラーメン店のスタンプラリー「ジモアラーメンラリー2018」など、学生や地域と連携するイベントにも取り組む。
初日の10月8日にはオープニング記念として、會津八一記念博物館前で「ミュージアムライブ」、大隈大講堂で「大隈講堂ライブ」を開催し、応援部やジャズダンスサークル「Oasis」をはじめとする早大生7団体がパフォーマンスを披露する予定。19日には、「創立記念日前々日スペシャル」として早稲田大学交響楽団による「WASEDA Anniversary Concert 2018」を、21日の早稲田大学創立記念日には、早稲田大学校友会の祭典「2018稲門祭」を開く。
早大文化推進部の武笠真結さんは「早稲田には数えきれないほどの文化があり、その多彩な文化活動こそ早稲田の大きな魅力。これらの文化や芸術が集結したこのイベントを通して、少しでも多くの方に早稲田の文化に親しんでいただくのはもちろん、大学と地域が一体となって早稲田地域をより活発に盛り上げていきたい」と話す。「期間中はコンサートや講演会、学生が考案した企画など、ここでしか味わうことができないイベントが満載。どなたにもお楽しみいただけるので、ぜひこの機会に早稲田の文化をたっぷりと体感いただければ」と来場を呼び掛ける。
入場無料(一部有料イベントあり)。