高田馬場のラーメン専門店「らーめん よし丸」(新宿区高田馬場1)が「コロナ禍特別限定メニュー」を、8月1日から提供している。
約1センチの厚み直径約13センチのチャーシューを2枚載せる豚骨スープの「豚MAX」
「らーめん よし丸」は店主の栗原義彦さんが埼玉県鶴ヶ島市で1996(平成8)年にオープン。「ラーメン激戦区で自分たちのラーメンを問いたい」という気持ちから、2010(平成22)年に栗原さんの地元でもある高田馬場の現在の場所に移転してきた。化学調味料を使わない「完全無化調」で、麺は店内で作る自家製麺を使う。
並盛りが250グラム、大盛りが280グラムと一般的なラーメン店の150グラムよりも並盛りの量が多いことも特徴。スープは魚介とトンコツの合わせスープの「よし丸らーめん」、トンコツスープの「無化調トンコツラーメン」、魚介に煮干しを加えた「魚ラーメン」(以上790円)などを中心に、提供するラーメンのスープは全て異なる。これまで限定メニューにも取り組んできた。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売り上げが減少する中、「コロナ禍だからこそ、お客さんにサービスしたい」との思いから、「コロナ禍特別限定メニュー」を提供することに。これまで提供したことのある限定メニューなども取り入れながら、7種類の新メニューを展開する。
新たに加わったメニューは、約1センチの厚み直径約13センチで「トロトロとろける」というチャーシューを2枚載せる豚骨スープの「豚MAX」(900円)とみそスープの「味噌MAX」(950円)。「豚MAX」は以前提供していた限定メニューのリニューアルで「スープがよりクリーミーになった」という。「味噌MAX」は新メニュー。
「煮干次郎らーめん」「豚次郎らーめん」(以上850円)も以前提供していた限定メニューのリニューアル。「それぞれ、スープを豚骨煮干しに変更、豚MAXよりもクリーミーにしている」という。500グラムを超えるトッピングのチャーシュー「ドデカ肉トッピング」(550円)は、初日から目当てにした客が来店。限定10本が売り切れになる人気ぶりだった。辛肉と肉から選べる「油そば」(710円)、チャーシューを抜き、オクラを加えて値下げした「冷しそば」(650円)も用意する。
栗原さんは「『ドデカ肉トッピング』は完全に赤字メニュー。その他もお客さんに喜んでもらえるよう、超ド級の強者ぞろいのメニューをそろえた。ぜひこの機会にお楽しみいただければ。販売状況に応じてメニューを入れ替え、これからもどんどん新しいメニューを出していく予定。新しいメニューにもご期待いただければ」と話す。
時短営業で11時~20時(土曜は15時まで)。日曜・祝日定休。