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グーグル女性エンジニアとのオンライン交流「コーダー道場」が参加者募集 女子小中学生対象に

「CoderDojo Kashiwa」の様子(Kashiwa CoderDojo ユーチューブチャンネルより)

「CoderDojo Kashiwa」の様子(Kashiwa CoderDojo ユーチューブチャンネルより)

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 「CoderDojo Japan(コーダー道場ジャパン)」(新宿区高田馬場1)が8月2日・12日、Google(グーグル)のエンジニアと交流できるセッション「Mind the Gap(マインド ザ ギャップ)オンラインセッション」を開催する。対象は女子小中学生。

「プログラミングスターターキット」

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 同セッションは、科学技術分野での教育と教材開発に携わるスイッチエデュケーション(東京都新宿区)とコーダー道場ジャパンが共同で行う「Girls Initiative for CoderDojo(ガールズ イニシアチブ フォー コーダー道場)キャンペーン」の一環。 グーグルからの働き掛けと支援で実現した前年に続き2回目。前回は100名の募集に対して200名の応募があった。

  「Mind the Gap」は、主に女子中高生を対象に行うグーグルの取り組み。コンピューターサイエンスを学ぶことで将来、どのような可能性が生まれるのか、コンピューターサイエンスとはどのようなものなのかを楽しく知る機会を提供する目的で、2014(平成26)年から続く。当初はグーグル東京オフィスを会場に行っていたが、2020年からは、全国の学校などを対象とするオンラインでの実施に切り替えた。

 今回のセッションには、 「CoderDojo Japan の紹介」、「Google の技術部門で働く女性によるこれまでの学びや仕事の紹介」、「Google の技術部門で働く社員への質問タイム」、「もっとプログラミングを学ぶには?」などを盛り込んでいる。

 参加申込者には、抽選で100人にScratch(スクラッチ)プログラムを作ることができる「プログラミングスターターキット」を進呈。キットは、グーグルとスイッチエデュケーションが公開するチュートリアル動画を参考にAIを活用している。

 コーダー道場は7歳~17歳の子どもを対象にした日本全国222カ所以上で開催されている非営利プログラミング道場。2011年にアイルランドで始まり、世界では112カ国、2200以上の道場がある。日本でも2012(平成24)年から活動が始まり、毎年1200回以上のイベントが全国各地で開催されている。

 コーダー道場ジャパンの安川要平代表理事は「グーグルの技術部門で働く社員がどんな仕事をしていて、学生のころにはどんな勉強や研究をしていたのか、またコーダー道場がどういう場所なのかを知ってもらう場を企画した。情報科学を駆使して働く先輩との交流を通じ、情報科学の多様な魅力が伝わる会になれば」と応募を呼び掛ける。

 開催時間は両日とも14時~16時。小学校 5・6年生と女子中学生およびその保護者が対象。各日定員50人。申し込みを7月26日まで受け付ける。

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