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西早稲田に「Zweiter Läden」 「まか不思議系、自分のイメージ超えたつけ麺」

店主の横山将士さんと盛葉月さん(左から)

店主の横山将士さんと盛葉月さん(左から)

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 西早稲田にラーメン店「Zweiter Läden(スワイザーラーデン)」(新宿区西早稲田3)が4月4日、オープンした。

「Zweiter Läden」のつけ麺「ツケKURO」(リゾット割り付き)

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 大阪市上新庄にあるラーメン店「KÜCHE(クーシェ)」の2号店。「Zweiter Läden」は、ドイツ語で「2号店」の意味。店主の横山将士さんは、ホテルやイタリアンで修業した後、多忙だった父親のラーメン店を手伝い始めた。地域密着で常連が多い店で、父親の味を守っていたが、自分の味も追求したくなり、つけ麺の研究を開始。自信作のつけ麺で勝負したいと思い、父親の店を弟子に任せ、2014(平成26)年に「KÜCHE」をオープンした。

 2019年には米国で開催された「ニューヨークJAPAN FES」に参加し、「世界3位のラーメン店」として表彰された。横山さんは「海外進出のためにも、国内で複数店舗を運営しなくてはいけないと思った」と東京進出のきっかけを話す。昨年10月から西早稲田のラーメン店「波風タテヲ」(西早稲田2)を間借りし、準備を進めてきた。

 「まか不思議系」をうたう同店。豚骨魚介がベースだが、客からは「一般的なイメージの豚骨魚介とは全く違う。ビーフシチューやストロガノフに似ている」という声も。横山さんは「豚の希少部位を使っているが、自分でもどう表現していいか困ることが多い。焦がしニンニクしょうゆつけ麺とも言える。イタリアンの経験を生かして、チーズの発酵としょうゆの熟成のバランスを追求している」と話す。

 メニューは、つけ麺の「ツケKURO」(1,000円)、麺大盛り(1,400円)、リゾット割り付き(1,500円)、ごはん割り付き(1,300円)、ラーメンの「RAMEN KURO」(1,000円)、カレー粉を加えた「Zweiter カレーラーメン」(1,100円)を提供。ラーメンは追加で味玉トッピング(150円)、チャーシュー増し(200円)、スペシャル(味玉とチャーシュー増し、300円)も選べる。つけ麺のカレーバージョンは150円増し。

 横山さんは「おなかを満たすだけではなく、ここにしかない味を食べて、新しい体験をしてもらえれば。初めてつけ麺を作った時に、自分のイメージしている味を超えるものができ、とても驚いた。その時に感じた驚きを多くの人に感じてほしい」と意気込む。

 営業時間は当面の間、ランチ=11時~15時、ディナー=17時30分~21時。今後変更になる可能性がある。

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