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高田馬場の居酒屋が国産ウナギ料理でランチ営業開始、日本の食文化アピール

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 2階建て古民家で開業15年目を迎える「角家」(すみか)(新宿区高田馬場3、TEL 03-3361-1179)が2月5日からランチ営業を始めた。国産ウナギの「うな重」などを提供する。

「角家」(すみか)の店先、英語併記で外国人にもアピールするランチ営業のメニュー板

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 店主の木村潤也さんは「1月8日から、ウーバーイーツを利用したデリバリーを始めた。反響は良く『うな重』などに需要があることが分かった。ただ、ウーバーイーツではランチタイムに合わせて準備をして店で注文を待っていても、配達する人が見つからず注文が取れないこともある。せっかくスタンバイしているのだから、まずは目の届くカウンター(6席)でランチ営業を行うことにした」と経緯を話す。

 店のランチ営業で提供するメニューは、ウナギ半身の「うな丼」(1,600円)、ウナギ3/4身の「上うな重」(2,300円)、ウナギ1尾の「特上うな重」(2,900円)、蒸して焼く関東のかば焼きと蒸さずに焼く関西のかば焼きが食べ比べできる「東西食べ比べ重」(2,900円)の4種類。いずれもご飯大盛り無料、肝吸い、漬物付き。テークアウトもできる。

 木村さんは「縁があって、生まれ育った土地で2004年に古民家を借りて開業した。ウナギ料理をメニューの柱の一つに加えたのは4年ほど前。浜松や東京の老舗ウナギ料理店で修業した厚母健(あつもたけし)を料理長として迎えたことがきっかけ。ランチ営業も厚母の提案。元来、ウナギ料理は庶民の食べ物で、日本の食文化の一つ。地域の人にも外国の人にもウナギ職人が料理する国産ウナギをもっと気軽に楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。

 ランチ営業は11時30分~13時30分(ラストオーダー)。月曜定休。

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