菓子専門店「おかしのまちおか 高田馬場店」(新宿区高田馬場1、TEL 03-3208-7160)が7月21日に閉店する。
同店は2010(平成22)年5月に高田馬場駅前のボストンビル1階にオープン。約10坪強の店鋪面積ながら、陳列方法や客の動線などを工夫することで商品数を確保するなど、学生や近隣住民などから親しまれてきた。突然の閉店告知に驚く人も多い。
隣接する旧ホテルサンルート高田馬場(高田馬場1)のあった高田馬場駅前ビルは、今年4月に取り壊しが始まっている。同店の立地する高田馬場1丁目エリアは現在、2016(平成28)年3月に発足した「高田馬場駅周辺地区まちづくり協議会」で再開発に向け話し合いが行われている。同店の閉店は再開発の一環との見方もあるが、店を運営する「みのや」(さいたま市中央区)は理由を公表していない。
同店をよく利用していたという近隣住民の山本ゆうかさんは「子どもが集まる時などに、まとめてたくさんの種類を購入できるお店だった。閉店に向けて商品も減っており、とても寂しい。ぜひ、また高田馬場に出店してほしい」と期待を込める。
営業時間は10時~21時30分(土曜・日曜・祝日は21時まで)。