食べる 買う

好みに合わせてコーヒー焙煎が自分でできるカフェ「珈琲や 早稲田工房」

「珈琲や 早稲田工房」店頭 オリジナルマグカップ

「珈琲や 早稲田工房」店頭 オリジナルマグカップ

  • 0

  •  

 約150種類の豆を用意して、好みに合ったコーヒーを、焙煎(ばいせん)して焼きたてのコーヒーが楽しめるカフェ「珈琲(コーヒー)や 早稲田工房」(新宿区早稲田南町、TEL 03-6265-9785)が10月1日、オープンした。

「珈琲や 早稲田工房」 スタッフの皆さん

[広告]

 国内、台湾に店舗展開する「珈琲や」の国内4号店。これまで新中野工房、東小金井工房で、トライアル的に焙煎体験を行っていたが、早稲田工房では定常的に誰でも焙煎を行うことができる。

 「珈琲や」の創業者、前田諭史さんは「エチオピアの家庭では、飲む直前に焙煎し、焼きたてのコーヒーを抽出、香りと味を楽しむ文化が『コーヒーセレモニー』として今も受け継がれている。コーヒー文化は、『1st WAVE COFFEE』(ファーストウエーブ)、『2st WAVE COFFEE』(セカンドウエーブ)、『3sd WAVE COFFEE』(サードウエーブ)と発展してきている。私たちは、一人のお客さまのために焼きたてのコーヒーを入れるコーヒー文化の大切な原点を「WAVE ZERO COFFEE」(ウエーブゼロ)名付け、気軽に豆を焙煎していただくことでそれを伝えていきたい」と話す。

 焙煎にかかる費用は使用したコーヒー豆の実費のみ。豆の選び方や焙煎方法は、スタッフがアドバイスを行う。自分好みの豆を選び、自社製造の1キロ釜焙煎機で豆を焼き、好みの抽出器具を利用して入れることができる。

 焙煎した豆は持ち帰りのほかに、500円(保存用の200グラム用キャニスターレンタル料込み)で、1カ月間店内にキープし、来店時に150円(抽出器貸出料)でドリップコーヒーを自分で入れることができる。1カ月を超過した豆は持ち帰り、またはレターパックで郵送する。焙煎してキープしたコーヒー豆の預かり販売も行う。

 焙煎体験者は、以降も同店で豆を焙煎できる。希望者向けに、初級・中級・上級の有料のマンツーマントレーニングも用意する。

 焙煎できるコーヒー豆は「珈琲やブレンド」(990円)、「パナマ エスメラルダ ゲイシャ」(4,890円)、「ハワイコナ エクストラ ファンシー」(5,250円)、「ジャマイカ ブルーマウンテンNo,1」(5,880円、以上税別)ほか、約150種類。いずれも生豆240グラムで焙煎後200グラム前後。

 10種類ほどを日替わりでドリップして提供するほか、ブレンドコーヒー(400円)、「アイスコーヒー」(450円)、「水だし珈琲」「アメリカン」「カフェラテ」「カフェオレ」(以上500円)、「キャラメルマキアート」「カフェモカ」(600円)など「1st WAVE」「2st WAVE」のコーヒーも提供する。

 前田さんは、「うちは豆屋。『コーヒーの焼き方を教えます。一緒に焼きましょう』がコンセプト。コロナ禍で、家に閉じこもりがちになる生活の中で、終わりのないコーヒーの味探しを楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。席数は、店内24席、テラス6席。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース