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高田馬場・ラモス食堂が新メニュー「肉食べる」フォー 外国人観光客から突然レシピ

「ラモスのフォー」を持つ「ラモス食堂」オーナーのRyoさん

「ラモスのフォー」を持つ「ラモス食堂」オーナーのRyoさん

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 高田馬場の「ラモス食堂」(新宿区高田馬場3)が11月1日、新メニュー「牛肉と鶏肉のフォー」の提供を開始した。

新メニューの「牛肉と鶏肉のフォー」(Mサイズ、肉ダブル)

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 「ラモス食堂」は、RyoさんとFumiさんが、2017(平成29)年に立ち上げたココナツカレー専門店「ラモスカレー」を2021年4月にリニューアルした店。「ココナッツチキンライス」「エスニックタコライス」を中心にタイ、メキシコ、アメリカなど各国の料理からインスパイアを受けたメニューを提供している。2022年4月にはカレーをメインに提供する大塚店をオープンした。

 客に外国人観光客が多いのも特徴。新メニューのフォーは、関係者で3周年の打ち上げをしていた際に、ふらっと立ち寄ったフィリピンから来日した外国人観光客にレシピを教えてもらいメニュー化することになった。打ち上げのシメの一品として、フォーを提供していたところ、「その観光客から突然『俺はフォーにはうるさいんだ。レシピを教えるから作ってみるか』と言われた」とRyoさん。

 翌日レシピを教わり、一緒に仕込みをして、次の日に試食してもらい、メニュー化が決まった。Ryoさんは「彼は両親がベトナム出身のアメリカ人で、仕事はエンジニアなのに、趣味としてレストランでシェフをやっていると言っていた。試食の日には帰国してしまい、突然のことにびっくりしたが、人との縁を感じる出来事だった」と振り返る。

 12時間以上かけて牛骨を煮込み丸鶏を加えたスープに十数種類のスパイスなどで味付けをする。練馬区の精肉店「レジェンド寅男」から仕入れる切り落とし肉、煮込んだ牛骨についているコラーゲン、煮込んだ丸鶏のチキン、鶏肉の肉団子をトッピングし、味変にも使える3種類のつけだれを小皿に添えて提供する。価格は、Sサイズ=700円、Mサイズ=900円、Lサイズ=1,000円、肉ダブル=300円。

 Ryoさんは「がっつり食べたい人に対応できるサイズも用意している。スープが売りではあるが、肉をたくさん食べたい人は、ぜひ肉ダブルで注文してもらえれば。お薦めはMサイズの肉ダブル。つけだれは肉につけて食べたり、スープに入れて味を変えてもらったりすることもできる。ぜひ賞味してほしい」と呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~16時、ディナー=19時~24時。

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