家族参加型ワークショップ「わくわく! 環境探求隊」が8月30日、都立戸山公園大久保地区や新宿区立中央図書館の空き地を活用したコミュニティー広場「そらとだいちの図書館」(大久保3)などで行われた。
主催は人材サービス会社「ネオキャリア」(西新宿1)、「そらとだいちの図書館」の運営などを行う「えんがわ家族」、早大の環境ボランティアサークル「環境ロドリゲス」、新宿区障害者福祉事業所等ネットワーク「しんじゅQuality」の4者による連携団体「産学民福連携インセクトキャリア研究会」。
子どもたちが環境と自分との関わりを楽しみながら学ぶことなどを目的に開催する。2022年11月に開催した同公園内を散策するワークショップから始まった企画で、今回で5回目。10組21人の親子が参加した。
集まった親子は、戸山公園サービスセンターで持参した牛乳パックとペットボトルを材料に、虫取り網と籠を自作。同公園内と「そらとだいちの図書館」で子どもたちは昆虫採取を、大人はごみ拾いを行った。「そらとだいちの図書館」ボランティアスタッフの若尾修司さんが「昆虫先生」として、虫の見つけ方や採り方のこつを説明し、子どもたちはセミやバッタなどを捕まえた。
その後、新宿区立中央図書館に移動し、「えんがわ家族」代表の渡辺萌絵さんと若尾さんが、昆虫講座を行い、虫の名前の由来のクイズを通し、それぞれの虫の特徴や生態を説明した。「しんじゅQualityみつばちプロジェクト」アドバイザーの今井康之さんも登壇。障害者の就労機会の創出と地域の人たちとの交流を目指し、新宿区内のビルの屋上で養蜂を行う今井さんは、「ミツバチ先生」としてミツバチの役割について話した。
「環境ロドリゲス」の学生はイベントを通して子どもたちのサポートを行ったほか、3R(リデュース・リユース・リサイクル)についての講座とペットボトルを使った風鈴作りを行った。「環境ロドリゲス」の肥後とれのさんは「難しい工作だったが、子どもたちは真剣に取り組んで、楽しんでくれた。普段のイベント出展だと工作だけだが、今回は初めて講座も一緒にできて、3Rについてもしっかりと伝えることができて良かった」と話す。
渡辺さんは「地域の人たちのそれぞれの得意を生かしてイベントを開催できて良かった。子どもたちには、普段の生活の中で今までとは違う視点で虫や環境のことを考えるきっかけになればうれしい」と話す。