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高田馬場の居酒屋「わっしょい」にタピオカドリンク タピオカビールなども

「わっしょい」でタピオカカルーアミルクティーを楽しむ早稲田大学創造理工学部の三村彩夏さん

「わっしょい」でタピオカカルーアミルクティーを楽しむ早稲田大学創造理工学部の三村彩夏さん

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 高田馬場駅の居酒屋「わっしょい」(新宿区高田馬場1、TEL 03-5273-0267)が7月2日、タピオカを使ったアルコールメニューの提供を始めた。

タピオカが入った生ビールとハイボール

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 同店は1988(昭和63)年オープン。学生を中心に幅広く親しまれる居酒屋として、昨年30周年を迎えた。28人と20人が入れる個室、60人の座敷を用意し、大人数の打ち上げにも対応するほか、安価で提供するコース料理や飲み放題などが、近隣の早稲田大学の学生の間で人気を集めてきた。令和を迎える年越しの瞬間には、早稲田大学OBが年越しイベント「令和っしょい」を同店で開催した。

 高田馬場・早稲田エリアでは、2018(平成30)年10月に 「comma tea(コンマティー)」(高田馬場4)がオープンして以降、タピオカドリンクの専門店の出店が加速し、現在までに8店鋪が新規オープン。専門店のほか、タピオカメニューを提供する既存の飲食店が増えてきた。

 タピオカを使ったアルコールメニューは、「タピオカカルーアミルクティー」と抹茶リキュールを使った「タピオカ黒糖抹茶カクテル」(以上500円)。いずれもノンアルコールでも注文できる。客からの要望に応じ、タピオカ生ビール(400円)や、他のドリンクメニューに入れることができるタピオカ単品(350円)も提供する。すでに反響があり、「生ビールのピッチャーにタピオカを入れてほしい」とオーダーする客もいるという(価格は全て税別)。

 同店の今村浩介さんは「ドリンク1杯500円は、当店の中では高い価格のメニュー。タピオカ作りに想像以上に時間がかかったり、タピオカ自体が値上がりしたり、諸事情によりこの値段になってしまった。苦汁の決断だとご理解いただければ」と心境を話す。

 「500円あれば、当店自慢の150円の生ビールを3杯の飲めてしまう」と笑顔を見せつつ、「一般的な専門店のように若い女性店員ではなく、中年男性のスタッフが、生ビールを提供するようにタピオカドリンクを提供するのが『わっしょい』らしさ。ネタの一杯として楽しんでいただけるとうれしい。約10年前に当店で爆発的にヒットした『ガリガリ君サワー』に続く大ヒットメニューにしたい」と意気込む。

 営業時間は16時~翌5時。

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