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西早稲田のフェアトレード・ハンドメード店「maki×maki」でカンポットペッパーフェア

「BIG UP CREW」の諸橋浩美さん、「maki×maki」の岡本匡弘さん

「BIG UP CREW」の諸橋浩美さん、「maki×maki」の岡本匡弘さん

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 ハンドメードとフェアトレードをコンセプトにアジアなどの新興国の天然素材製品を輸入販売する「ハンドメイドシルクショップ『maki×maki(マキマキ)』」(新宿区西早稲田3)が7月23日、カンボジアのコショウを紹介する「カンポットペッパーフェア」を開催した。

「カンポットペッパーフェア」の様子2

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 カンポットペッパーは、カンボジアのカンポット地方、ケップ地方で伝統農法をベースに栽培される完全有機栽培のコショウ。カンポットペッパー協会に所属し協会が定めるガイドラインを順守して栽培したものだけを指す。同店は、カンポットペッパー協会公認の「Hearts of Khmer (ハーツオブクメール)」ブランドを展開する「BIG UP CREW」(新宿区)と提携して赤コショウ、生コショウの販売を2022年春から行っている。

 代表の岡本匡弘さんは「販売開始以来、評判が良く、カンポットペッパーを通してカンボジアのことを理解してもらうきっかけにもなればという両者の思いが一致してフェアの開催を決めた」と話す。

 フェアでは、「BIG UP CREW」でプランナーを務める諸橋浩美さんが、生コショウの試食や、カンポットペッパーティーの飲み比べなどを行いながら、カンボジアの様子やカンポットペッパーの背景を交えてコショウの楽しみ方を丁寧に説明した。生コショウは卵かけご飯やスクランブルエッグなどの卵料理に合わせてもよいと言う。

 諸橋さんは「日本では、まだまだコショウは辛いだけの香辛料だと思われている。カンポットペッパーは世界最高峰と言われるコショウ。カンポットペッパーのフルーツのような芳醇で甘い香りと奥深い辛さを知ってもらい、少しでもカンボジアの人の思いや背景が伝わったならうれしい」と話す。

 岡本さんは「いろいろなコショウをまとめて購入されるお客さまも多く、世界的なブランドコショウながらも日本ではあまり知られていないカンポットペッパーの魅力を直接伝えることができたと思う」と振り返る。

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