早稲田大学内にあるミュージアムの魅力が体験できるイベント「Museum Week」が5月15日から開催される。

早大が開催する「Museum Week」のパンフレット その1

　2015（平成27）年に始まった同イベントは早大文化推進部が主催し、現役の学生が「文化推進学生アドバイザー（以下、アドバイザー）」として企画・運営を行う。完全対面での開催は4年ぶり。

　「予想外が待っている」をキャッチフレーズに、学内にある「早稲田大学演劇博物館」「早稲田大学會津八一記念博物館」などのそれぞれのミュージアムでイベントや企画展示を展開する。スタンプラリーやワードパズルなどのミュージアムを巡る企画も用意し、参加者にはオリジナルグッズを進呈する。

　今年から新たに学生ガイドによる「ミュージアムツアー」を始める。「早稲田大学歴史館」と「早稲田スポーツミュージアム」の見どころを日本語と英語で紹介する。英語でのガイドを担当するアドバイザーは「留学生にも早大の文化や歴史を知ってもらえたら」と話す。

　先行して開催中の「ワセメシスタンプラリー」では、期間中にキャンパス周辺の対象店舗で食事またはテイクアウトをするとスタンプがもらえ、5つ集めた人にオリジナルトートバッグを進呈する（応募者多数の場合は抽選）。今年は新たに早稲田エリアの5店舗、初の試みとして早大所沢キャンパス周辺の飲食店4店舗が加わり、過去最大の約80店舗が参加する。

　期間中は部活動やサークルによるパフォーマンスも行う。15日は大隈記念講堂で「大隈LIVE」（要予約）、會津八一記念博物館前では22日に「Museum LIVE」、24日に「早稲田大学・慶應（けいおう）義塾大学 合同応援デモンストレーション」を行う。

　企画、運営を担当したアドバイザーは「今回初めて企画に参加して、新たに知った早稲田の歴史や文化があり、早稲田の学生として知りたいことを知ることができた。『Museum Week』をきっかけに早大生にも、早稲田周辺に暮らす人にも知ってもらえたら」と話す。

　入場無料。5月26日まで。